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日本の10大新宗教 / 島田 裕巳


日本の10大新宗教 (幻冬舎新書)日本の10大新宗教 (幻冬舎新書)
(2007/11)
島田 裕巳

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 新宗教として、①天理教、②大本、③生長の家、④天照皇大神教と璽宇(じう)、⑤立正佼成会と霊友会、⑥創価学会、⑦世界救世教、神慈秀明会と真光系教団、⑧PL教団、⑨真如苑、⑩GLA の10教団を取り上げ、各教団の成り立ちから発展、話題となった出来事などを解説している。事実に基づいた(調査に基づいた)もので、感情は入っていないように思う。なので、どれが良い悪いとか、優れているとかいかがわしいとかという評価は無いので、そういうことを期待している方には勧められませんが、新宗教とは?という疑問に対して、概要を知るに調度良い本です。良い勉強になりました。

 新宗教に関する話題は、マスコミがスキャンダラスに扱いがちなので、我々も印象に残っていることが多々ある。それらの背景や前後関係、周辺の関係者が分かったり、宗教間の関係も分かるので、興味深く読み進められます。もちろん、世間で名の通った、高校、有名人、美術館などの施設も登場するので、なおさらです。知らないこともいろいろあるんだなと。 また、インテリに気に入られた教祖が居ることや、各教義など新たに知ることも新鮮(PL教団の教義「人生は芸術である」はいいなぁ)。

 宗教団体のあり方についても、言及があります。宗教団体の政治参加、そして政教分離。宗教団体維持のための試行錯誤(例えば、非日常を求める信者に対して、あまり現実的な教義ばかりでは引き止められないので、ある意味インパクトあるものを加えたり、勧誘に祈りの儀式を加えたり)、現実的で受け入れやすい宗教は逆に勧誘を強化しないので発展しないパラドクス、など頭を使わせてくれます。

 各新宗教の現時点でのスタンスや状況(規模、情勢など)がいまいち把握しずらいのが、ちょっと難点ですが、コンパクトにまとまっており、新宗教のドロドロした側面がなく淡白な感じは好印象。もう少し知りたいことは他の本やネットで調べればいい。

 私自身、新宗教団体の中身を何も知らないのに怪訝な目で見るような事はしたくないし、そもそもなぜ人は新宗教に導かれるのかという純粋な疑問があり、この本を手にとった。結果、前者はいろいろ良い面も悪い面もあるのだな、という認識。良いと思うものを学ぼうと。教団の強引な勧誘や拝金傾向、反社会的な言動と思われるものは、そもそも宗教の性質から、目的が違うと思うので、少なくともそういった行為をする教団や人とは付き合いたくないな。これは今までどおり。後者は、今だに納得いく理解が得られません。これは自分が余りに現実主義&楽観主義的なので諦めた方が良いかも。比較論ではありませんが、仏教、神道がバックグラウンドにある、日本固有の宗教観は、バランスが取れていて、宇宙や自然に対して溶け込んでいるなぁと改めて感じました。無理が無い。

 そして副産物として、宗教というのは面白いなという感覚。ちょっと不謹慎かと思いますが、こうやって学問的な研究をされている方がいらっしゃるということは、そういう面もあるのかと。なぜ面白いかというと、時代時代にいいように解釈を変えていったり、教祖の死をいかに”教え”につじつまを合わせるか(例えば、不老不死をうたっている宗教の教祖が死んでしまった場合、信者が離れないように納得させる言い訳が必要)、人間の欲望により分裂・統合・世襲などが頻繁に起こっていることなどが、正にドラマのようなのですね。もちろん如何わしいなと思える教えを信じてしまったり、”カルト”集団の存在(カルトと新宗教との区別は難しいと著者もおっしゃっています)、世の終わりを訴えるも何も起こらず自ら破壊行為に出る(テロ集団と変わらないと言っている)ようなことにまでなっちゃう、この人間という動物。不思議で面白い。昨今スピリチュアルブームが起きましたが、これだって現代的な新宗教のひとつの姿という見方もあると思います。となると今、新宗教やカルトに属さない多くの人だって、特定の新宗教に入信する可能性はあるのです。宗教の自由か・・、なるほどな。

 ”分かる人”、”感じる人”は居るのだろう。それは科学的にも(まだ実現できていないが)解明される可能性があるのではないかなぁ。だってまだ人間が突きとめていない物質が宇宙をただよっているのだから、それが脳の微小な振動を相手に伝える、もしくは時代を超えて感じる性質があることだって可能性としてなきにしもあらず。世代を超えた経験がDNAや脳のどこかで解析する機能があるかも知れない。”直感”や”勘”が、結構当たることの根拠にもなりうる。そういう能力に優れた人が、(良い悪いは別にして)ある”意図”を持った場合、宗教に発展するのかなぁ(欲がでちゃって、教祖になれば・・・という類の意図)。”意図”を持たない場合は、世の中を普通に生きていたり、カウンセラーのようになったり。それは紙一重の違いなのかも知れません。

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2011-03-29 23:51 : 読書感想/書評 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

アーミッシュの赦し / ドナルド・B. クレイビル、デヴィッド・L. ウィーバー‐ザーカー 他


アーミッシュの赦し―なぜ彼らはすぐに犯人とその家族を赦したのかアーミッシュの赦し―なぜ彼らはすぐに犯人とその家族を赦したのか
(2008/04)
ドナルド・B. クレイビル、デヴィッド・L. ウィーバー‐ザーカー 他

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 アーミッシュの学校で、女児5人が殺害され犯人も即日自殺してしまう2006年アメリカでの事件。事件そのものよりも、アーミッシュのコミュニティが即座に犯人とその家族を赦したことにスポットを当て、「アーミッシュの赦し」の本質にせまる内容です。

 この事件が特段目立ってしまうが、過去にも”アーミッシュの赦し”が分かる出来事を何件か紹介することで、普遍的(この事件への対応が特別ではない)であることが分かる。どのように赦しているのかが想像以上のものだったのですが、何と事件後すぐに犯人の家族の家に出向き、あなたがたと犯人を赦す旨を告げ、ハグするというのです。しかも1人ではなく、何人ものアーミッシュがそうで、その後の犯人の葬儀に出席したり、犠牲者の葬儀に招待したりと。そのような付き合いは今でも続いているという。

 著者の解析は、宗教的な規律を守る文化がそうさせているというのが結論かと感じます。そのために、アーミッシュの成り立ち(キリスト教の一宗派として、より聖書に忠実に生きるために独立しているということ)や、生活慣習を分かりやすく説明されています。またクリスチャンではない私には詳細は分かりませんが、随所に聖書のどこそこの部分(章)を守っているとか、キリストのこの発言が影響している、などの解説が盛り込まれており、聖書にいかに準拠しているかが分かります。それらの思想が、子どもの時から繰り返し教育されており、生活の中で当たり前のこととなっていきます。さらに現代社会が与える彼らの文化・思想への影響を、現代社会から距離をおくことで極小化少していることも、その著者の結論を強化し、十分納得させられるものとなっています。

 また、それだけにとどまらず、各報道メディアの議論の中で展開された、多くの疑いの目(アーミッシュの宣伝目的の行為ではないか?など)も1つ1つ解決している。解決するのに著者は結構躍起になっている。ちょっとクドいくらいなのですが、それだけ重箱の隅をつつくディベート好きな人が多いということだろう。それでも贔屓をして解釈・弁明をしているのではなく、第三者的な視点で疑いに対する回答をしているので、違和感は全くない。逆に、よくここまで深く考察したなと感心させられるとともに、”疑い”を持った人がいかに貧素な独りよがりな価値観かということがあぶり出されてしまう。凄いです。

 この中とても腹に落ちたものとして1つ挙げておきたい。実はアーミッシュは怒っていないのではないか(異質・否定的な意味が込められている)という問いに対して、「赦しには"決意された赦し"と"心からの赦し"の2種類がある。事件後すぐの時点では"決意された赦し"を実行した。つまり、赦すことによって教会の歴史と精神の深いところでなされた誓約、神の期待に応えるという決意を込めたのである。しかしこれは決意の第一歩にすぎず、実はその後も襲う否定的な感情(憤り、恨み、憎悪)が肯定的感情に置き換えられるよう、繰り返しいつでも赦し続けるという努めと、失ったものを受け入れるという作業があり、これが「心からの赦し」ということである」という趣旨のことが書かれています。怒っていない訳はなく、彼らの大いなる努めによる赦しであることが分かります。

 恥ずかしながらアーミッシュの存在自体をこの本で知ったのですが(wikipedia参照)、興味深く読ませて頂きました。便利な現代社会から距離を置き(自動車持たずに馬車を所持、テレビ/ラジオ/インターネットは使わない、電気は引き込まないなど)、自分たちの文化を守る人々。そこには理屈ではない、生命の力強さを感じます。文化を守ってこその存在価値。本人たちは意図していないだろうが、自分に都合のよい権利・解釈に走りがちな現代社会に、その赦しの価値観を投じ、現在社会の歪の修正をはかった功績は大きい。

 あ~いい本だなぁ。3点にまとめると、①恨みは連鎖するけど、赦しはその連鎖を起こさず全体的に状況が悪くなるということは考えにくいということ、②なぜ人類に多様性が必要か、奇異な存在も存在意義がきちんとあるのではないか、という思い、③多少の苦難はあろうが、共同体での規律ある生活は一定の効率的な生活手段だということ、を今まで以上に実感できた。これは、世の中を見る目に広がりと寛容さを与えると期待している。
2011-03-27 00:00 : 読書感想/書評 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

乗り切るぞ!

わざわざこんなブログを見に来て頂いて有難うございます。

被災された方々、お見舞いを申し上げると共に一日も早く普通の生活に戻れるよう祈っております。

被災されていない、もしくは軽微な方々、
大きく心にダメージを負っているかと存じますが、
とにかくお互い頑張りましょう!
ヘコタレない。心をしっかり。
思考は現実化する=「絶対大丈夫!」

こんなときこそ、備えをしっかり。寝床の横にリュックと靴。
こんなときこそ、譲り合い。募金と節電と買控え。 (ヤシマ作戦ウエシマ作戦実行!)

そして息抜きも。笑いも。

◆LINK (適宜更新します / 企業ポイント募金や全額義援金商品の一覧を含む)
[P募金]Tポイント
     (寄付先:被災地域の自治体が設置する義援金受付窓口)
[P募金]楽天ポイント
     (寄付先:日本赤十字社等支援団体・地方自治体等)
[P募金]ANAマイレージ
     (寄付先:国際人道支援組織「ジャパン・プラットホーム」等)
[P募金]JALマイレージ
     (寄付先:社会福祉法人中央共同募金会)
[P募金]セゾン永久不滅ポイント
     (寄付先:日本赤十字社の予定)
[P募金]Yahoo!ポイント
     (寄付先:特定していないようです。過去実績は日本赤十字社や各共同募金等)
[P募金]Pontaポイント
     (寄付先:見つけられませんでした)
[P募金]nanacoポイント
     (寄付先:見つけられませんでした)
[P募金]JCBポイント OkiDoki
     (寄付先:日本赤十字社)
[P募金]はてなポイント
     (寄付先:日本赤十字社)
[P募金]docomoポイント
     (寄付先:特定非営利法人「ジャパン・プラットフォーム」)
[全額義援金]Amazon全額義援金になる商品サイト 
     (寄付先:日本赤十字社。まだ品種少-3/19。ポイント寄付希望>Amazonさん!)
[全額義援金]softbank全額義援金になるデジタルコンテンツ
     (寄付先:見つけられませんでした。¥105~)
[全額義援金]ZOZOTOWN全額義援金になるTシャツ
     (寄付先:日本赤十字社等。¥2,100)
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     (寄付先:日本赤十字社。¥1,000)
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     (寄付先:日本赤十字社。¥3,000。米アンダーアーマー多数アスリートと契約)
[全額義援金]SABLE CLUTCH全額義援金になる服
     (寄付先:未定。シャツ、コートなど70%OFF!)
[全額義援金]パイナチュラル全額義援金になるオーガニックコットンTシャツ
     (寄付先:見つけられませんでした。¥5,103が¥500に。90%OFF!?)
[チャリティーオークション]日本プロサッカー選手会 
     (寄付先:見つけられませんでした。あの選手のお宝グッズ。残り数日-3/19)
[チャリティーオークション]楽天「がんばろう日本!」 
     (寄付先:日本赤十字社等支援団体・地方自治体等。落札額の50%が義援金に)
[チャリティーオークション]ヤフオク(Yahoo!オークション)
     (寄付先:関係する寄付先(!?)。3/24から開始。落札額全額が義援金)
[募金]JustGiving
     (寄付先:Civic Forceホリエモン断トツ、藍/桃子/美香為末大、等多数参加)

[情報系]
Yahoo!地震情報 (早さ・分り易さで一番です)
放射線量測定 モニタリングポイント map (測定値あり)
Googleの災害情報ページ (安否確認あり/データ入力ボランティア募集)
Yahoo!の災害情報ページ
NHK動画ニュース@ustream (配信終了-3/25)
NHK ラジオ第一@ライブストリーミング (配信終了-3/25)
TBC東北放送@ustream (報道番組/音声のみ)
インターネットで聞くラジオ Radiko(エリア制限解除は終了しました-4/1)
首相官邸 (首相、官房長官の会見動画有り)
BBC (English)
Twitterまとめ
2ch 地震
原発についての情報(まとめサイト)
東京大学理学部 物理学科長 早野さんのTwitter(原発関連)
東大病院放射線治療チームのTwitter(原発関連)
東京電力 (停電情報など)
東北電力 (停電情報など)
非常持ち出し品リスト

◆おじい様のコメントに、逆に元気を頂ける(涙)。ありがとう。


時事ドットコム記事『「使命感持って行く」=電力会社社員、福島へ-定年前に自ら志願』 これはホントに凄いこと。ありがとう。

ウォール・ストリート・ジャーナルにtwitter ハッシュタグ「edano_nero」が記事になってます。この方には、記者も素直。ある種、「覚悟の仕方」の鏡。ありがとう。(画像:枝野さん仮眠中。 #edano_Nero on Twitpic http://twitpic.com/49m6pa
edanoneta.jpg
2011-03-12 23:08 : 日記/趣味 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

e-Health革命 / 日経ビジネスオンライン


e-Health革命 ITで変わる日本の健康と医療の未来e-Health革命 ITで変わる日本の健康と医療の未来
(2010/11/18)
日経ビジネスオンライン

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医療のIT化について、大学教授、役人、県知事、医療器メーカーのCEOのうんちくを紹介し、その後、各国(といっても韓国・カナダ・米・英・日本の5カ国)の事例紹介、医療IT化が実現された際の日常生活のシュミレーション、最後に編集者の想いが語られる構成。

自分のヘルスデータを自分でITで管理できるようにし、必要に応じて医師に見せれれば無駄が省ける。一括したデータベースがあれば、地域医療連携が可能になり、また統計情報としても活用できる。出来るのは分かっているが、各病院、各医療機器メーカー間で、あらゆる標準化が出来ていないのが問題。といった内容がメイン。

解決策は、やはり政府がリーダーとなって促進していく、ということでしょうか。ちなみに政府は、”どこでもMy病院”構想の実現に向けて動き始めています。新鮮味には欠けますが、今医療界で考えられているIT化がどんなものかを知るには丁度良いと思います。



ちょっと興味を持って調べている人でしたら、退屈な内容です。大学教授担当の章はストレスすら感じられる。思入があるのは分かりますが、唐突な感じと納得感に薄い感じがしてしまいます。前後の関連性の無さやなぜそれが有効なのかという側面が抜けて、方法論・技術論だけ目立ち表層的になってしまっているところが残念。全体を通しても、IT化すればすべてハッピーみたいな、それでいて話は構想のレベルまでしか踏み込んで無いし、結局他人任せのような・・ちょっとひねくれた見方でしょうか。効果にしても局所的なビフォーアフターだけでなく、もう1段も2段掘り下げて、実際これが実現されたら全体はどうなるのか?(例えば、病院にかからず健康のまま死ねる人が増えるってこと??だから医療費がこんだけ削減でき、健康保険も継続できるってこと??とか)ということを解説しているのであればぜひ聞きたいと思うのだけど。
2011-03-10 23:47 : 読書感想/書評-IT&ビジネス : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

ヒトはどうして死ぬのか / 田沼 靖一


ヒトはどうして死ぬのか―死の遺伝子の謎 (幻冬舎新書)ヒトはどうして死ぬのか―死の遺伝子の謎 (幻冬舎新書)
(2010/07)
田沼 靖一

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とても興味が惹かれるタイトル。細胞には、「アポトーシス」と呼ばれる、プログラムされている死があるそうです。プログラムされているというのは、いわゆる細胞自ら命を落とすような感じでしょうか。とても不思議で神秘に思えてしまうこの「アポトーシス」を中心に話が進みます。

細胞は分裂・増殖とアポトーシスを繰り返す(再生)のですが、それには回数制限があると。回数制限が切れると無くなっちゃいます。もう一方「アポビオーシス」という、金属疲労による細胞の自然死。こちらは繰り返しはなく(非再生)、寿命があるという。これらの細胞の死によってヒト(生物)は死んでいくのですね。

「どうして死ぬのか」という問いに対しては、これで終わりなのですが、この本はその周辺のことも述べられています。これが非常に勉強になり、理解も深まります。細胞の話の前提には、遺伝子(遺伝子により細胞ができる)があります。遺伝子とは何か?DNAとは何か?の説明もありますし、生物の進化(細菌のようは原始の単細胞生物から人間のような高等動物への進化)を細胞の視点から解説されていたりします。また、癌細胞やAIDS、アルツハイマー、ウィルスと治療薬の関係まで盛り込まれていて、普段時々感じる疑問(なぜこの薬は効くのだろう?など)も根本解決できてしまいます。蛇足ですが、細胞の死からのアプローチにより治療薬開発にも期待が持てます!

そして何より、著者のいう「死の科学」が、もう言葉では表せないほどの感銘を受けることになります。アポトーシスとアポビオーシスは”現象”ですが、ではなぜそのような現象があるのか?なぜ”死”が必要なのかということです。何が凄いかは、読まないと分からない(すべてを書ききれない)のですが、例えば、”死”の反対は”生”ではなく、”生死”の表裏にあるのが”性”なのだと。一瞬??ですが、死は生に内包されています。そして”死”がなぜ必要かというと、傷がついた遺伝子が残っては種の継続にはリスクがあり自ら古い遺伝子をなくすために”死”がプログラムされます。遺伝子は生殖の際の細胞の設計書ですから、生殖が成り立った=性ができた(細胞分裂ではなく、オスとメスができて生殖により数が増やされる)と同時に、死が必要になったということだそうです。長い年月をかけたどり着いた遺伝子の積み重ねを感じざるを得ません。
#ちなみに、生殖がない(性がない)ときは、死がなく、『生と存だけの世界』が20億年続いていた!

ということは、細胞の”死”は、他の細胞=人間のため(利他)にあるということです。それは振り返ってみると、人間の死は地球のため、地球の消滅は宇宙のため(まだまだ先ですが)となります。死が決まっているということは”生”は”有限”のものなのです、と。だからこそ、人生に価値がある。無限の人生なんて何をして過ごせばいいか分かりませんものね、納得。もっと上手く書かれているのですが、そのような内容をとつとつと読んでいくと、個の存在は、本当に貴重で、愛おしく感じます。クローンや不老不死なんて、とんでもない。善・悪の議論以前の問題です。

哲学的な思想上の死の解釈もいいですが、科学から死を見るのも同様に尊厳があり、頼りがいのある死生観をみせてくれるものだと思いました。いや~、素晴らしい。

2011-03-08 00:00 : 読書感想/書評 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

妻の癌-68 ・・・

なんて声をかけてあげたらいいのか分からない・・。
勇気づける言葉をかけてあげたい。
今回で何度目か。また取り越し苦労だと思っているのだけど、妻の不安は止まらない。怖い。
絶対大丈夫と信じてる。

~2011/03/07 追記~
本日、取り越し苦労だった(の可能性が高い)との診断をして頂きました。
様子見とはいえ、心強いお言葉をかけていただいた先生、有難う御座いました。
ふ~
2011-03-06 19:08 : 妻の乳癌との共生 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

思いをカタチに変えよ! / 文・渡邉 美樹、写真・テラウチ マサト


思いをカタチに変えよ!―だれもが人生の主人公で生きるために思いをカタチに変えよ!―だれもが人生の主人公で生きるために
(2002/10)
渡邉 美樹、テラウチ マサト 他

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和民の創業者で前社長 渡邊美樹さんの文と、テラウチマサトさんの写真によるコラボレート書籍。結論から言うと、とても素敵な内容でした。文は、渡邊さんのこれまでの(2002年出版時までの)取り組みの説明とその取組みにかける想いの解説、そして哲学が書かれてあります。写真は、植物を中心とした優しくも力強さを感じるものです。

ワタミグループが、というより渡邊さんが、「地球上で一番たくさんのありがとうを集めるため」を存在意義とし、それを実現する一環として、本業の他にも、「環境・食糧・教育に関わって」いく様子が、描かれています。素直に素晴らしいことをされているなと感じます。事業運営に環境マネジメントをいち早く取り入れ、食糧・農業問題に取り組むためにワタミファームを立ち上げ、ワタミファームでの自然学校やカンボジアでの学校設立で教育に携わり、と次々と実行していく姿が眩しい。それらの取り組みの中で、出会う数々の人々、子供たちとふれあう様子も、何だか「いいな~」と思わせるものがあります。そんな渡邊さんには”ありがとう”がいっぱい集まり、それにまた感謝している。そうなるとちょっと偉くなった風になりがちな人間が多いのに、いつでもどんなときも”対等”に接しているところも清々しい。だからまた次の”ありがとう”に繋がっていく。まさにこの方は、"思いをカタチ"に変えているんだなと実感。

要点をつまみ食いすると、人間にとってなくてはならなぬ本質として『人を愛する、人を報いる、人を助ける、明るい、清潔である、感謝する、正直である、子どもをかわいがる、老人をいたわる、偉大なものに敬する心を持つ』を持ち、善なることで損なることを追求し、「人格」を高めることこそ人生だ、というようなことをおっしゃっておられます。"真"ですね~。身が引き締まる思いです。唸る箇所は随所にあるのですが、2つほど。

『あなたは思ったのです。しかし思うだけなら百人中百人思うのです。思って、あきらめずに「大目的」に向かって歩き始めなさい。その大目的は必ず達成されます。』

『子どもの立場として言えば「とてもではないが親から受けた愛を返せるわけがない」ということである。親の愛は、無情の愛である。受けた生を喜びと感動にあふれさせ、まっとうする以外に恩返しの方法などない。どんなに感謝してもし足りない。~親の立場でいえば、「親孝行」を子どもは意識せぬともよいと思う。「生まれてきてくれてありがとう。いてくれるだけで心からありがとう」である。この思い、どんなに感謝しても足りない。』


副題でもある『だれもが人生の主人公』なのだから、夢を持って実現に突き進もう!というメッセージをビシビシ感じられます。力強く生きようと。それらの励ましの間に出てくるテラウチさんの植物の写真が一層際立ちます。健気に、一途に生きている植物たち。本当に力強い。文と写真の相乗効果がうまく出ていて、このコラボレーションは成功!

都知事選に出るということで、どんな方なのだろうと初めて渡邊さんの著書を手にしました。政治屋としての力量はこれからでしょうけど、政治家としての人間力は非常に期待してしまいます。本を読んだだけですから、実際どうなのか、、という懸念はありますが、こんな考えの方であれば、少なくとも悪い方向には進まないかなと(短絡的ですが・・)、そんな気がしました。


2011-03-05 19:38 : 読書感想/書評 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :

洗濯機

先日、ある見学会でのこと。日立製作所さん国産初の磁気ディスク駆動装置 H-8564を拝見しました。1967年発売で、容量は、何と7.2MB(今のデジカメ写真たった1枚~2枚程度しか保存できません)。まるで洗濯機。しみじみ凄い。当時いくらだったのだろう。数千万?下手すりゃ億??

KC3A0155.jpg

40年以上前ですね~。私は産まれてない・・、でも一緒に見学していた方々の中には「懐かしい~」とおっしゃられる方も。
40年後はipod/iphoneやipad、3.5インチHDDもIT骨董品。どうなっているのでしょう。ドラえもんと会えそうだ。
2011-03-01 00:00 : ビジネス/転職記 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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